11月議会報告

■会期期間中に世界女子ハンドボール大会
   《10年前に提案した「ワンピース」の銅像次々と》

 11月25日に議会が開会となりましたが、会期期間中に世界女子ハンドボール大会が開催されることを受けて、大会を盛り上げるために、議員も各会場で応援するように午前中のみの議会で運営されました。
  また、大会の運営のため、行政執行部の対応も厳しくなることが予想され、一般質問の登壇者も6人に絞り込んでの議会運営となりました。余談にはなりますが、世界女子ハンドボール大会については、いくつかの試合では、観客の少ない試合もありましたが、小中高生による「一学校一国」の応援で会場は盛り上がり、最終的には2年前のドイツで開催された世界大会を上回る観客動員が達成できたことは、主催した本県にとってなによりの成果と考えます。
  開会日には冒頭、知事から最近の動向として、(1)相次いだ大雨・台風被害や首里城火災への支援(2)ラグビーワールドカップ2019について(3)女子ハンドボール世界選手権大会について(4)熊本地震からの復旧復興について(5)ワンピース熊本復興プロジェクトについての報告があったのち、養豚農場の防疫対策(豚コレラ対策)や熊本空港運営会社への出資経費、災害対策費等18億円の補正案と「熊本主要農産物種子条例」等条例案件や工事案件等57件の案件が提案され、各委員会に付託された後に賛成多数で承認しました。
  ワンピース熊本復興プロジェクトは、マンガ「ワンピース」の主人公ルフィの銅像が県庁プロムナードに建立されたのを契機に、仲間の銅像8体を、地震で被災した地域の活性化のために建立していくというものです。12月7日に益城町に「サンジ」、12月8日に阿蘇市に「ウソップ」の銅像が設置されました。この後、熊本市動物園内に「チョッパー」の銅像が建立される予定です。版がワンピースの聖地として、県内、国内外のファンが集まり、活性化が進展することが期待されます。私も10年前の議会で提案した案件ですので、夢の実現を本当に楽しみにしています。
  議会最終日には、平成30年度の決算委員会の報告や各常任委員会の報告がされ、内容が承認されました。

●意見書を提案
 
また、私は意見書「地域医療を守り公立病院の維持・存続を求める」についての提案趣旨説明を議場で行いました。増加する医療費を抑えるために、経営効率を上げた病院運営が求められています。そのため地域医療構想を作って公立民間病院が一緒になって、それぞれの医療体制の在り方の見通しを立てていますが、厚労省の安易な発表で地域医療を守っている公立病院等に対して経営の見直しを強く求めたため、当該医療関係者の内定辞退など風評被害も起きています。議会では賛成少数で否決されましたが、経営効率と人の命を天秤にかけるような施策は慎むべきであり、今後もこの問題を注視して参ります。
●否決された請願
 
「教育費負担のこうしかん格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める私学助成請願」
●採択された意見書
 
「結婚、妊娠、出産、子育ての希望の実現に向けた支援の充実に関する」
「海洋プラスティックをはじめとしたプラスティクごみ対策の推進を求める」
「スマート農林水産業の実現による競争力強化の加速化を求める」
「日米貿易協定等を踏まえた国内対策の充実に対する」
「「あおり運転」に対する厳罰化と更なる対策の強化を求める」
「CSFの早期終息に向けた緊急かつ具体的な対策を求める」
「被災者生活再建支援法の改正をもとめる」
●否決された意見書
 
「地域医療を守り公立病院の維持・存続を求める」