■農林水産常任委員会

 被災した施設の復旧など7項目を承認

 28年度補正予算では国の3次補正予算に伴う増額予算をする一方で、国からの内示減や事業費の確定に伴う減により273億円の減額補正となりました。内容は年末に発生した高病原性鳥インフルエンザに対する防疫費、地震からの復旧対策費が主なものです。また29年度の当初予算(一般会計837億円、特別会計9億円)等は『熊本復旧・復興4か年戦略』に沿ったものとなっています。
  主な内容は、@地震で被災した施設の復旧、農地集積、農業共済加入の促進、ハウスの対候性強化。A担い手の育成確保のため、農林水産業それぞれの特性に応じた多様な担い手を育成するための支援。B農業生産力の回復と競争力の強化として、広域農場の拡大、新品種導入、IT化等の推進。C県農林水産物の認知度向上のため国内外へのトップセールス。D条件の厳しい中間地域の農業を支えるためにプロジェクトチームの設置。E森林の再生と県産材の需要拡大、森林経営の強化。F水産資源の回復と水産経営の強化のため、漁場と環境回復や漁港の整備、クマモト・オイスターやクロマグロなど養殖技術の向上等です。委員会は全員承認しました。
   

■国際スポーツ大会推進特別委員会

 国際スポーツ大会の試算が発表される

 付託された事業は2019年ハンドボール世界選手権熊本開催に関する件、ラブビーワールドカップ2019熊本開催に関する件、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技に関する件です。大会の試算が今回発表され、ハンドボール大会は36億28百万円(97男子大会時は23億1千万円)となります。ただし、八代市、山鹿市の体育館にかかる仮設経費等は会場負担の予定なのでこの金額には含まれていません。ラグビー大会には14億81百万円が29年度の当初予算に計上されましたが、最終的には47億円余が必要とされています。ただし、経済波及効果は予算以上のものが見込まれており、イベント効果を考えれば決して無駄なお金の使い方ではないと考えられます。
  オリンピック・パラリンピックに関しては、県が選手候補者に対して一人当たり50万円から70万円の支援を行っています。各県と比較しても、本県は手厚い支援内容となっていますので、地元選手の活躍が期待されます。また、これらのスポーツ大会を推進するために『ハロープログラム』を策定しています。県民幸福量の最大化と連携して推進していくこととなります。